今年最後に思う事を
本年も、お世話になりました。
本年最後に、分析を試みましたので、こちらでご報告します。
年末にこんな報道があった。
ヘッドラインには、こうある。
接種後に原因不明の痛みを訴える人が相次いでいるとして、日本で接種の推奨が中止されている子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)について、世界保健機関(WHO)の諮問委員会が日本側の対応を強く非難する声明を出した。WHOの声明は、こういった副反応とHPVワクチン接種の因果関係は確認されていないなどと指摘。日本のみを名指しして「乏しい証拠に基づいた政策決定」と批判する異例の内容だ。
国連は、日本の『政策決定のあり方』が「乏しい証拠に基づいている」と言及し、接種推奨の中止が合理的な理由ではなく世論や国民感情の影響で決まったことを非難した、とある。
個人的には、ドラマ「下町ロケット」の阿部寛が演じる「完全な技術の確立が、人々を救うんや〜!!」という熱血漢と、小泉孝太郎が演ずる「人々の命を犠牲にしても、可能性がある技術を早期に使っていく」という冷徹な(しかし、有り得ない位、お間抜けな)経営者の衝突を見せられて、やっぱ、技術って最高っ!!と余韻に浸っていた、小生の脳みそは、かち割られた訳である。
さて、前述のニュースを知る以前から、医療業界の統計の扱いに関する間違いを指摘した内容を拝読していた。
【日本語訳】生物医学研究文献の誰でも見つけられる20の統計学的誤り
数々の例示の中から、新たな「知見」を探れないか?という、知的好奇心の赴くままに、本文をコピペし、スマホのメモ帳に貼り付け、キーフレーズ抽出できるサイトにデータを流し込み、キーワードを探し出し、それらをマトリクス化して、Rで読み込み、主成分分析をしたらこうなった。
どうやら、四種類に分類出来そうだな?と推測出来そうだ。
1のグループは、「表記」に関する誤り。
2のグループは、「標準偏差」に関する扱いの誤り。
3のグループは、「試験の設計、検証のあり方」に対する見識不足からくる誤り。
4のグループは、「統計学」そのもの、もしくは、「医療的な見識不足」からくる誤り。
そんな風に見えてくる。
簡単に書いてしまったのには、理由がありまして、、、。
恥ずかしい話、再現性が自信ありません。
好奇心があるのは好ましいが、自分のスキル不足を露呈する結果になりまして、
来年も、Rの操作に精進せねばと思った、掃除もろくに出来なかった、
この年の瀬にPCに向き合ったという、ご報告でした。
それでは、良いお年を。