【20世紀の遺作「電卓」】

電卓。本当は電子計算機が、正式名称なのだろうか?まぁ、いいやっ。 今では、会社に当たり前に存在する。100均でも売っており、何の気無しに使っているが、昔々は相当な高級品。 結果的にコモディティー化を招いたのは事実だか、見習うべき事も数多い。 第…

統計学の「再発明」 その3

<熊本地震で被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げます> 前回の記事では、組織における情報を深く考察を重ねてみた。 今回は、前回提示した問題群へのアプローチについて、考えてみたい。 そのため、いくつかの例示を試みたい。 誠に恐縮ではある…

統計学の「再発明」 その2

<熊本地震で被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げます> 前回は「統計学」を起点とし、会社組織などの情報の重要性と困難さを考察してみた。今回は、「組織における情報」を考えてみたい。 まず、佐藤優さんが雑誌で書かれた記事に、「組織におけ…

統計学の「再発明」 その1

<熊本地震で被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げます> 前回の記事では、多くの方々に「いいね!」を頂きました。本当に、ありがとうございます。 これからも、遅筆でありますが、お付き合いの程、よろしくお願いします。 さて、前回の「概念図」…

「誤差と言語について」考えてみたくなったら、意外な結果になったので、記事にしてみた。

寺田寅彦先生が、統計の一番の利点は 誤差を考えなくていい事だと。 統計的方法の長所は、初めから偶然を認容してかかる点にある。 いろいろな「間違い」や「杜撰」でさえも、 最後の結果の桁数には影響しないというところにある。 そして、関係要素の数が多…

二月、革命!

前回の記事で、多くの方から「いいね!」を頂きました。ありがとうございます。 その前に、こちらのデータサイエンティストのブログも確認して頂きたい。 tjo.hatenablog.com 非常に明快に手法やTips.などが展開されており、読者としてありがたい。 しかし、…

今年最後に思う事を

本年も、お世話になりました。 本年最後に、分析を試みましたので、こちらでご報告します。 年末にこんな報道があった。 www.j-cast.com ヘッドラインには、こうある。 接種後に原因不明の痛みを訴える人が相次いでいるとして、日本で接種の推奨が中止されて…

単刀直入だが、機械学習を論破してみる。

機械学習とは、データから反復的に学習し、そこに潜むパターンを見つけ出すことです。 そして学習した結果を新たなデータにあてはめることで、パターンにしたがって将来を予測することができます。 機械学習の入力は、最近の進化は目まぐるしく、文書だけで…

統計学の反対は?

まず、このブログは、統計に関するアレやコレやを、王道を通らずに、邪の道から考えていく、妄想炸裂、安さ爆発、安心してください、書いてるだけですから、と言うブログです。お付き合い頂ければ、幸いです。さて、冬となると、空気が澄み渡り、夜空を仰ぎ…

ことりつぎ

最近、ネットを徘徊して見つけたのがこれである。http://kotoritsugi.jp「誰でも本屋が作れる仕組み」と謳っており、非常に興味深い。この仕組みに、私は色々な思索を巡らせてみた。未完成では有るが、この事業の成り行きに注目をして行きたい。(メリット)…

それでも、僕は「傘がない」

今日は、ある邦楽を題材に思索を廻らせてみたい。 井上陽水の「傘がない」は、 ラジオなどでお聴きになった方など多いかもしれない。 1972年という、自分が生まれる前の楽曲であるが、 異彩を放っている。 傘がない 井上陽水 - YouTube 大意としては、(君)…

お久しぶりです。

「統計学は学びにくい」という話は、よく伺う。広い分野での使用は、多くの方が存じ、触れている状況にも関わらず嘆きが聞こえるのは、何か原因があるのだろうか? 単純に、それぞれの分野での統計学に対する捉え方、解釈、使用用途が、学習者の目的と合致し…

技術よりも、人材像を語れ!

前回の話は、此方のスライドに詳細が書いてあったので、置いておきます。 最新業界事情から見るデータサイエンティストの「実像」 from Takashi J OZAKI 時知通信社のニュースより、高卒就職内定率がバブル崩壊前水準に回復した。労働市場がいよいよ回復し、…

ビッグデータを学んでも、ギャンブルは上手くなりません(確信)

また、あの雑誌が「統計学」の特集を組んだんだって。・・・(はぁー)まぁ、いいかっ。本題に入ります。先日、こんな記事を読みまして。http://www.4gamer.net/games/999/G999905/20140219131/ゲームを体系的に捉えて見ようという事で、講演されており、そ…

文脈としての統計学

昨今、考察をして苦悩をするを繰り返していた統計学に関する思索に、それなりに纏まってきたのでここに公示してみる。 先ず、この文章をまとめるに当たり、scanamindを使用して、キーワードの整理と骨組みが捗った事を皆様にお伝えします。感謝の意も込めて…

統計の勉強でやるべきではない事、其の三

3.思い付きだけを発表するのを躊躇うな!前段に引き続き、枕草子の中から、[現代語訳] 芸能を習得しようとする人は、『上手くできないうちは、できるだけ人に知られないようにして、こっそり練習して上手くできるようになってから、人前に出ることが恥ずか…

統計の勉強でやるべきではない事、其の2

2.プログラムの勉強が、統計の勉強と思うな!昨今は、フリーソフトでありながら、充分なアウトプットが可能な解析ソフトが流通している。便利な時代であり、解析にコンピューターは欠かせなくなったのも時代の流れかもしれない。自分自身は、Rを使って、何と…

統計の勉強でやるべきではない事、其の一

最近、富士ゼロックス総合教育研究所 著の「組織のなやみ研究所」を読む機会があった。私自身が、様々な仕事の現場の中で思い当たる節があったので、共感しながら、読まして頂いた。(現在、iBooksで無料ダウンロード中)その中で、「やめるべき事を止めない…

私なりの仮説

異なる領域の分析手法を学習に励んでいる。しかし、そこから生じた結果の吟味が、自己の経験則による評価は通用しない。当たり前だろっと簡単だが、「それでも学びたい」という向上心とは裏腹に、正邪の判断に苦心する。これらの苦心を放置することは、初学…

私の考えている正解が、貴方にとっての正解とは限らない

ゲームにおける二次元と三次元日本と米国では、好まれるTVゲームの種類が大きく異なる。まずは、簡単に説明を。日本では、スーパーマリオブラザーズやグラディウスなどの2D(強制)スクロール型が好まれる。確かに、ハードが進化し、表現力の向上で、ガンス…

統計と日本人

最近読み始めてる本に、「菊と刀」がある。今まで統計を生かしたブログの記事を書いていたがその中で日本人の思考の癖や、矛盾するような動向に目が向く。この本の中に、それがの答えが書いてあった。ここでわたしなりに、考えをまとめてみようと思う。ここ…

誰が殺した。現役世代

デジタル組織 ブリニョルフソンは、企業における情報システム投資の絶対額と、それら企業の業績を統計学的アプローチから分析した結果、情報システム投資を確実に業績に連動させてきた企業グループには、以下の7つの共通する特性があると結論付ける。これら…

トッピング人狼

眞露じゃないよ。人狼ゲームに、免罪符合わせゲームを合わせると、面白くなるのではとふと考えつく。免罪符合わせとは、一枚の紙を4〜5つに分割して、一度司会が回収してシャッフル。バラバラの用紙をメンバーに再配布し、昼の時間に一枚ずつ交換。交換は中…

認められたい日本人、影響を受けたい外国人

最近、mediumという、海外のブロクを覗いている。多くの記事の中で、こんなのがあった。私は、誰かに影響を受けたいと、そして、それに対する、賛同の意見の多さに。日本人ならば、誰かに認められたい、若しくは、私を受け止めてくれるという、表現が一般的…

やはり、おかしい、マルチメディア問題

不平等の尺度 前回、ジニ係数を用いて「マルチメディア」に関する考察を行った。 記事を書きながら、不平等感や偏在化を表す指標が、果たして、これで適切なのかという疑問もあり、調べたところ、相関係数でもよろしくて?となった。 そもそも、不平等や偏在…

ジニ係数で考える、マルチメディア問題

先日、投稿した「マルチメディア」に関する問題を、ジニ係数を用いて考えた。 ジニ係数 ジニ係数とローレンツ曲線は、所謂、所得分配の不平等さを客観的に分析・比較する際の代表的な指標の一つとなっているが、この問題にあてはめて考えてみたい。 参考にし…

QuickTimeという概念

マルチメディアといえば、90年代を席巻していたソフトが、QuickTimeである。一般的には、動画再生ソフトの認識が強いと思われるが、このプログラムの最大の特徴は、文字、映像、音声だけでなく、様々なファイルを拡張機能を用いて、同時に扱えるという、画期…

どうする、この議論

昨今、気になる話題をいくつかピックアップしてみる。○PISAテストでの、マルチメディアで作成出来るか?の問いにおいて、日本がOECD加盟国中、最下位だった事。そして、それに対する今後の取り組みが、殆ど考えられていない事○ 情報管理 2013.4月号より日本…

お笑いPISAテスト

ある客人が、その当時起きていた、この国に起こる飢饉や病気などの異常な出来事は、如何にかならないのか?との問いに、才人は様々な説話や例え話で説き、こう応えます。「数多ある願い事や祈祷を積み重ねていく事よりも、根本となっている原因を断ち切るし…

『面白そう』を『探そう』として

初めて知りましたBCPをご存知でしょうか?どうも、こういう略字を見ると、「化学物質?新しいテクノロジー?それとも、何やら長たらしいゲームの略称?」と考えてしまう。これは、震災後に策定された『事業継続計画』を言うそうです。初めて知りました。中小…