統計の勉強でやるべきではない事、其の三

3.思い付きだけを発表するのを躊躇うな!

前段に引き続き、枕草子の中から、

[現代語訳] 
芸能を習得しようとする人は、『上手くできないうちは、できるだけ人に知られないようにして、こっそり練習して上手くできるようになってから、人前に出ることが恥ずかしくない』といつも言うものだが、このように言う人は、一芸といえども習得することはできない。 
まだ一向に技芸も知らないうちから、上手な先達の中に交じって、怒られようが笑われようが恥じる事もなく、平気で過ごして修練に励める者だけが芸を習得する。天性の才能・素質なんかなくても、芸能において停滞せず、自分勝手なやり方をせずに、修練の年月を過ごせば、器用で天性の才能に恵まれている人よりも、遂に技芸が上手な域に達して、人徳も高まり人から認められるようになり、並びなき名声を得ることにもなる。 

色々思うところはあったのだが、
やはり先人の言葉は説得力がある。
正にその通りと言わざる得ない。

時々、頭のネジがぶっ飛んだような事を書いて、ちょっとだけ後悔する事も確かにある。しかし、何も言わずに「腹が膨れる」ような事を続けていくよりは、そうする事で、自分の中のモヤモヤが低減出来るのを、最近感じている。書きながら、あーそうかと、勝手な納得をして、じゃぁー、書くの辞めたっ!と言うこともたまには有るが、書き終えて公表して、その反応から、やっぱりそうなのかーと実感するのが、割と大事だなぁと考えております。

まぁ、そんな感じよっ。