やはり、おかしい、マルチメディア問題

不平等の尺度

前回、ジニ係数を用いて「マルチメディア」に関する考察を行った。

記事を書きながら、不平等感や偏在化を表す指標が、果たして、これで適切なのかという疑問もあり、調べたところ、相関係数でもよろしくて?となった。

 

そもそも、不平等や偏在を表す指標は、調べたところ、次の三つが代表的なところである。

  1. 相関係数
  2. ジニ係数(前回記事で使用)
  3. タイル指標

などがある。

今回は、OECD平均だけでなく、諸外国との2国間の相関係数を算出してみた。

結果はこうである。

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青は、相関係数0.5以下

赤は、相関係数0.6以上

 

日本だけ、著しく相関が存在しない。

日本、明らかに、ゴーイングマイウェイ状態。

 

一方の諸外国は、高い相関があり、

OECD平均を用いて、今後は、考察しても支障はないと判断できた。

 

とにかく、思考は止めたくない。

他人事では終わらせない。