お笑いPISAテスト
ある客人が、その当時起きていた、この国に起こる飢饉や病気などの異常な出来事は、如何にかならないのか？との問いに、才人は様々な説話や例え話で説き、こう応えます。
「数多ある願い事や祈祷を積み重ねていく事よりも、根本となっている原因を断ち切るしかない」と。
最近、ニュースにもなった、PISAテスト。
今回から、PCやインターネットを使用したデジタルテストも行われた。
この結果の中で、子供へのアンケートがある。
その中に「マルチメディア作品を作る事が出来ますか？」と言う問いがある。
その結果は、こうだ。
成る程、此れは、大人の不勉強がもたらした結果なのか！と、
ただただ、身につまされる思いになる。
だが、しかし…
全般の結果まとめを見た時に、考えを改めることにした。
まず、テストの結果を受けた今後の取組みを見て欲しい。
全く、触れていない！
もう一つは、この結果のポイントである
下のこれだけだ！
この国における、統計リテラシーを育みたいという考えは、単なる妄想、妄言なのか！と疑いたくなる。
もし、経営者ならば、今後の取組みを聞いたら、相手方の社長を呼び出して、「この結果を、何とも思わないのか？もっと真摯に考えて！」と思ってしまう。大した問題じゃないと宣うならば、統計の勉強をして来いと、私は言うだろう。
GoogleのCMで、ダンスを教える先生の話があるが、確かに、教育の現場の奮闘は理解出来る。また、親や教育関係者にとって、分からない事は、自分達の体裁に関わる問題だから、目を瞑ろうとしているのかも知れない。
一方で、この国は、輸出で持っている国だと言う事も忘れてはいけない。
海外とのコミュニケーションは、必須だと言う事を考えて欲しい。
